さあ、全世界が注目するFOMCが近づいてきました。
FOMCによって相場が大きく動くことが多いので、1%でも高い予想をすることができれば有利に立てます。
そんなFOMCをエコノミストでもない一般人のはむねこが予想してみます!
FOMCとは
FOMCとは、Federal Open Market Committeeの略で、アメリカの金融政策を決める委員会のことです。
開催しているのはFRB(Federal Reserve Board)という機関で、アメリカの中央銀行にあたります。
FOMCが終わると、アメリカの政策金利発表、および、FRBのパウエル議長の発言が行われます。
この2つは数ある経済指標の中でも最も重要視されている経済指標になります。
市場予想
様々なメディアでいくつもの憶測が飛び交っていますが、以下の意見が多く見られます。
- 12月は“利上げする”
- 2019年の利上げ回数は2~3回
ただ、最近、というより2018年、アメリカの株式市場は芳しくない状況が続いており、17日には、S&P500が1年2か月ぶりの安値になりましたし、ダウ平均株価、ナスダック総合指数も低水準で推移しています。
そうしたことから、Bloombergのこちらの記事では、
株式相場がこれほど悪化している状況で連邦準備制度が利上げに踏み切れば極めて異例
と報道しています。
また、トランプ大統領もFRBの利上げに対してTwitterで以下のようにつぶやいています。
I hope the people over at the Fed will read today’s Wall Street Journal Editorial before they make yet another mistake. Also, don’t let the market become any more illiquid than it already is. Stop with the 50 B’s. Feel the market, don’t just go by meaningless numbers. Good luck!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年12月18日
内容をまとめると、以下の意見になります。
- FRBは利上げをやめるべき
- 株式市場の流れを止めるべきではない
FRBは土壇場になって、Bloombergやトランプ大統領の猛攻撃を受けた形となります。
はむねこ予想
さて、様々な意見が飛び交っているなかで、はむねこが考えるFOMCの予想は、、、ズバリ“利上げしない”です!
トランプ大統領やBloombergと同じ意見で恐縮ですが、やはり一番大きな理由は株安です。
FOMC後の政策金利発表まで、2018年初と比較して少しでも高い株価をつけていれば“利上げする”と思っていたのですが、さすがに年末にこれほど弱気な相場を見ると、FRBとしても利上げに踏み切るのは容易ではないと判断しました。
もしここで利上げの判断をするとなると、パウエル議長からの最悪のクリスマスプレゼントになります。
恐る恐るプレゼントを開けたら、そこには爆弾が入っていて、爆発すると同時にドルと株式市場の急落を引き起こし、アメリカはそのまま景気後退入りしてしまう恐れがあります。
そういう最悪のシナリオも想像できるので、はむねことしては“利上げしない”と予想しました。
さて、どうなるかわかりませんが、FOMC時にはくれぐれもポジションを持ったまま放置しないでくださいね。
2018年気持ちよく終わるためにもリスクは最小限で年末を迎えましょう!
ではまた!
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