はじめに
どうも、はむねこです!
みなさん、「マイナポイント」をご存じでしょうか?
恥ずかしながら、僕はつい最近まで知りませんでした…
中には、「概要だけ知っているけど詳細までは知らない」という方も少なくないと思います。
ただ、概要だけ知っていても、始まったタイミングですぐに使用できない可能性があります。
なぜなら、マイナポイントを手に入れるまでには様々なステップがあるからです。
以下にマイナポイントを手に入れるまでの手順をまとめたので、一緒にマイナポイントを手に入れましょう!
マイナポイントとは
マイナポイントとは、マイナポイントの申し込み時に登録した情報を元に付与されるポイントのことです。
おそらく、語源は「マイナンバーポイント」だと思われますが、総務省のお偉いさんが「マイナンバーポイントだと長いからもっと短い名前を考えろ!」と部下に命じて考えだされたものだとか。
勝手な妄想ですが(笑)
ただ、マイナンバーを持っているだけで誰でもマイナポイントを利用できるかと言うとそうではなく、マイナンバーカードとマイキーID、キャッシュレス決済サービスの登録が必要になります。
このあたりがややこしい部分になります。
一応、総務省がマイナポイント用のHPを用意していますが、消費者のみに絞ったサイトではなく、ちょっとわかりづらいんですよね…。
以下に申し込みまでの流れをまとめたので順番に見ていきましょう!
マイナポイント申し込みまでの流れ
マイナポイントの申し込みの流れを説明します。
【STEP1】マイナンバーカードを作成する
まずはマイナンバーカードを作成します。
※すでにマイナンバーカードをお持ちの方は 【SETP2】マイキーIDを取得する へお進みください。
“通知”カードに注意
ここでご注意いただきたいのは、「マイナンバー”通知”カード」ではなく、「マイナンバーカード」だということです。
下記の画像をご覧いただき、ご自身がお持ちのカードをご確認ください。
「マイナンバー”通知”カード」しか持っていないかたは「マイナンバーカード」を作る必要があります。
マイナンバーカードとは?
そもそもマイナンバーカードとはなんでしょうか?
マイナンバーカードについては、「地方公共団体情報システム機構」がマイナンバーカード用のサイトを用意しています。
要点をまとめました。
- マイナンバーが記載された顔写真とICチップ付きのプラスチック製のカード
- 身分証明書や行政手続きなど、様々なことに利用できる
- 有効期限は発行から10回目の誕生日まで(20歳未満は5回目)
- 発行にはスムーズにいっても1か月弱かかる
2に関して、具体例を挙げると、現在は住民票などをコンビニから出力できたりしますが、将来的にオンラインにて証明書を発行できるようです。
また、運転免許証などと同様に身分証明書にもなります。
3に関して、身近なところで比較すると、運転免許証やパスポートのように有効期限が存在します。
4が最も注意したい部分です。
マイナポイントを取得したいと思い、マイナンバーカードの発行を依頼するわけですが、発行する際に1か月弱かかるので、すぐにマイナポイントを手に入れられるわけではありません。
また、マイナポイントの申し込みが始まってからでは1か月弱どころではなくなってしまう可能性が高いです。
そのため、今のうちにマイナンバーカードの発行だけでもやっておくことを強くオススメします!
マイナンバーカードの作成方法
次に、どうやってマイナンバーカードを作成するかを説明します。
簡単に説明すると、①申請して、②必要な書類を持って受け取りに行く、という流れになりますが、申請方法に関していくつか申請方法があります。
- スマホから申請
- パソコンから申請
- 証明写真機から申請
- 郵便による申請
おすすめはスマホかパソコンから申請する方法です。
証明写真機だとお金がかかりますし、郵便でも顔写真が必要なので、直近の顔写真がなければ申請できないからです。
ここではスマホとパソコンから申請する方法を簡単に説明します。
- メールアドレスを登録する
- 顔写真を撮影する
- 顔写真を登録する
- 申請情報を登録する
- 申請完了
具体的な方法はこちらをご覧ください。
いずれかの方法で申請を行っていただき、届いた書類と必要な書類を持って交付場所に受け取りに行けば、、、ついにマイナンバーカードを手に入れることができます!
その際、受取前に4桁の暗証番号を設定しますが、マイキーIDを設定する際に利用するので絶対に忘れないようにしてください!
【STEP2】マイキーIDを設定する
マイナンバーカードを手に入れても安心するのはまだ早いですよ…。
マイナポイントを手に入れるためには「マイキーID」も必要になります。
面倒ですが、次にマイキーIDを設定しましょう。
マイキーIDとは?
公式サイトにはこう書かれています。
マイキーIDとはマイナンバーカードのICチップの中の電子証明書を活用して、ウェブ上のマイキープラットフォームで設定されるIDです。マイキープラットフォームの各種サービスやマイナポイントの付与を行うために、本人を認証するキーとして必要になります。
…いまいちピンときませんが、要するに「マイナンバーカードに紐づいたID」ぐらいの認識で良いかと思います。
当然、マイナンバーと同様に他の人に知られたら悪用される恐れがありますので、取り扱いには十分ご注意ください。
マイキーID設定方法
まず、マイキーIDを設定するには以下のものをお手元にご準備ください。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード受取時に設定した4桁の暗証番号
- スマホ、または、パソコン
ただ、パソコンで設定するには「ICカードリーダライタ」なるものが必要になるため、ほとんどの方は持っていないと思われます。
そのため、ほとんどの方はスマホで申し込むことになると思いますので、ここではスマホによる設定方法をご説明します。
マイキーID設定手順(スマホ)
スマホでマイキーIDを設定する流れは以下のようになります。
- スマホアプリをインストールする
- 暗証番号を入力する
- マイナンバーカードを読み取る
- マイキーIDを保存する
順番にご説明します。
スマホアプリをインストールする
まずはスマホにマイナポイントアプリをインストールします。
Androidを使っているかたはGoogle Playにて、iPhoneを使っているかたはApp Storeにて「マイナポイント」と検索してアプリをインストールしましょう。
「マイナポイント」という名前のアプリで、下記の画像のように青い背景に白い犬がカギを持っているデザインです。
さらに、Androidを使っているかたはGoogle Playにて「JPKI利用者ソフト」と検索してアプリをインストールしましょう。
こちらもマイナポイントアプリと同じ犬のデザインですが、背景は白になります。
JPKI利用者ソフトとは、公的個人認証サービスを利用した行政手続き等を行うときに、マイナンバーカードに記録された電子証明書を利用するためのソフトウェアになります。
なぜAndroidだけ必要なのかわかりませんが、詳しく調べだすと技術的な話になってしまいそうなので、ここでは割愛します(笑)
暗証番号を入力する
次に、インストールしたマイナポイントアプリで暗証番号を入力します。
マイナポイントアプリを起動すると、「マイキーIDの発行」ボタンが画面に表示されるのでタップしましょう。
次に「マイナポイントのご利用準備」という画面が表示されるので、「次へ」ボタンをタップしましょう。
すると、パスワードを入力する画面が表示されるので、マイナンバーカード受取時に設定した4桁の暗証番号を入力しましょう。
マイナンバーカードを読み取る
最後に、マイナポイントアプリにてマイナンバーカードを読み取ります。
暗証番号が正しく入力されるとマイナンバーカードをスキャンする画面が表示されるので、画面の手順に従ってスキャンを行いましょう。
多くの場合、スマホの画面とは反対側にマイナンバーカードをかざすと読み取ることができるはずです。
(特殊なスマホの場合、説明書を読むかメーカーに問い合わせましょう)
マイキーIDを保存する
問題なくスキャンできれば、画面にマイキーIDが表示されます。
画面に「発行」ボタンが表示されるので、忘れずにタップして、マイキーIDを保存しましょう。
これでマイキーIDも取得完了です!
マイナポイント申し込み方法
「マイナンバーカード」と「マイキーID」を取得したら、ついに「マイナポイント」の申し込みです!
(2020/05/11 追記)
「マイキーID設定方法」にて使用した「マイナポイント」というアプリを利用して、マイナポイントの予約をすることになります。
マイナポイントを予約が完了すれば、2020年7月以降にお好きなキャッシュレス決済サービスを選択できるようになるようです。
手順は下記になります。
- マイナポイントアプリを起動
- マイナンバーカードを読み取る
- 4桁の暗証番号を入力する
※4桁の暗証番号はマイナンバーカード受取時に設定したものです。
マイキーIDまで設定ができたかたであれば、4桁の暗証番号さえ忘れていなければ問題ないと思います。
ただ、公式ホームページには以下のように書かれています。
2020年7月申込開始(予定)お好きなキャッシュレス決済サービスを1つ選択します。※マイナポイントの申込ができるキャッシュレス決済サービスは現在募集中です。
ということで、公式ホームページが更新され次第、こちらの記事もアップデートしたいと思います。
マイナポイントの詳細
これまでマイナポイントの申し込みまでの流れを説明しましたが、そもそもマイナポイントとはどのタイミングで付与され、どうやって使うのでしょうか。
重要なポイントをまとめてみました。
付与タイミングは?
まず、マイナポイントが付与されるタイミングですが、公式ホームページによると、マイナポイント申込以降の具体的な内容は検討中とのことです…。
その後、マイナポイントの申込を行い、ポイントを利用することになりますが、ポイントの購入条件、購入対象者、ポイントの利用環境や使途、有効期限等、具体的な内容は現在検討中です。
ということで、こちらも公式ホームページが更新され次第、記事をアップデートしたいと思います。
ただ、詳細が決まっていないだけで、おおまかな部分は決まっているようです。
ざっくりですが、登録したキャッシュレス決済サービスにチャージすることで、チャージされた金額に応じたマイナポイントが付与されるのは間違いないと思われます。
使いかたは?
マイナポイントが使用可能な店舗にて使うことができるようです。
具体的な店舗名はこれから出てくると思われます。
使用できるキャッシュレス決済サービスは?
(2020/05/11 追記)
公式ホームページに対象のキャッシュレス決済サービス一覧が載っておりますので、自分が使いたいキャッシュレス決済サービスが記載されているか確認してみてください。
ポイントに上限はある?
最大で2万円の25%にあたる5,000円が付与される上限になるようです。
登録したキャッシュレス決済サービスに2万円をチャージすると、5,000円分プレミアムが付くという形になります。
有効期限はある?
付与タイミングと同様に検討中とのことですので、詳細がわかり次第アップデートします。
まとめ
マイナポイントの取得までの流れはご理解いただけましたでしょうか。
最後に流れをおさらいしておきます。
- マイナンバーカードを発行する
- マイキーIDを取得する
- キャッシュレス決済サービスを登録する
- 登録したキャッシュレス決済サービスにチャージする
- チャージ分に応じたマイナポイントが付与される
あとがき
さて、いかがでしたでしょうか。
マイナポイント取得までの流れは理解できましたか?
ご説明したとおり、手続きは面倒ですが、マイナンバーカードとマイナポイントは今後も様々なことに利用できる可能性があるので、今のうちに取得しておきましょう!
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